Takamasa's blog2

歴史は糾える縄のごとし・・・

「支那」はチャイナのこと

戦後の日本は共産中国を礼賛するマスコミや左翼文化人とやらの言論が勢いを持っていたため共産中国の言うなりになってきた。呼び名もしかりである。

支那」という呼び名は差別的だと云うのだ。だから中国と云えと。

中国というのは世界の中心国という意味で国名ではない。歴史的な話をする際はその時々の国名で呼ばなければならない。清帝国とか元、明、唐などである。現在は中華人民共和国中華民国だろう。しかし現在の中華人民共和国のある土地は何という名かというと支那大陸、もしくはシナ大陸というのだ。英語で言うチャイナである。どこにも差別的な意味は無い。中華民国台湾島にある。

清帝国が滅亡寸前の内乱期や滅亡後の混乱期にあの大陸で起きていた事象を説明するには「支那では・・・」というしか云いようがない。だから支那と云って不都合など無いはずだ。ただし蒋介石が「日本人が中国を支那という際には差別的に使う」と言ったために共産中国政府が支那の呼び名を使うなと言っているのである。

しかも台湾にある中華民国を国として認めていないので統一中国を意識しているのだ。だから中国と云わせるときには台湾の中華民国も含めているのである。

ついでに言うと、共産中国には90%の漢人と55種の少数民族がいると共産党政府は言っているが、少数民族チベットウイグル満州、朝鮮などが入っている。これなども実態を矮小化するための捏造でしかない。そして中華民国を認めていないため台湾人まで含んでいるのだ。こういう共産中国に与する必要は全くない。