Takamasa's blog2

歴史は糾える縄のごとし・・・

厭戦主義は侵略の内応につながる

戦争はいやだ!と言い続けることは別に悪いことではない。誰だって戦争なんかしたくはない。国が戦争をしないようにするにはどこの国よりも強い武力を持って相手に勝ち目がないと思わせれば良い。世界は話し合いだけでは事は済まない。力がものを言うのが現実だからだ。特に共産中国や北朝鮮などの野蛮な国は力が無ければ言うことを聞かせることができない。国も近代国家と未熟な国家では同じ話し合いはできない。未熟な国家との話し合いには力の後ろ盾が必要なのだ。

ベトナムは歴史的に中国から侵略を受けることが多く、現在では同じ共産党独裁の国家であるにもかかわらず、領土問題は頻発している。共産中国はベトナムに同調する大国がないことをよいことに無法を働いているが、ベトナムは自力で防衛するしか方法がないのだ。南シナ海ベトナム南沙諸島西沙諸島を、共産中国が勝手に三沙市成立と宣言したことにベトナムは猛烈な抗議をしているが、共産中国は逆にベトナムを非難して全く譲らない状況が続いている。

フィリピンは1995年アメリカ軍の駐留を拒否したことがある。アメリカ軍が引き上げたとたん共産中国が南シナ海のフィリピン領ミスチーフ礁を占領して滑走路を建設した。フィリピンの抗議にも共産中国は耳を貸していない。そのためフィリピンはアメリカ軍と再び寄留条約を結んだ。

現在の世界ではウクライナに対するロシアの併合問題や共産中国の南シナ海東シナ海各諸島の領有問題など共産主義国の侵略行為が軍事衝突の危険を含んで進行中である。

アメリカが世界の警察として機能しなくなっている間に、ならず者国である共産主義国が領土拡大を図るような行為を行っていることを、日本の共産主義者や共産主義シンパは歓迎しているのだろう。

日本でも尖閣諸島の領有を共産中国が主張した際に、鳩山や仙谷などは共産中国に同調した。当時の政府要人が共産中国の政治的見解に同調するという事態は、すでに侵略が始まっていると言って良いような状況になっていたということだ。

さすがに日本国民は実態に驚いて保守陣営に政権交代をさせたのだが、侵略内応集団が消えたわけではない。鳩山もしつこく共産中国の侵略内応を続けている。

単なる厭戦主義は共産主義侵略国を喜ばせるだけだと云うことを肝に銘じるべきだ。戦争反対が信念なら国民皆兵、核武装をするくらいの覚悟で、どんな国からも戦争を仕掛けられないような国になるべきである。そうすれば戦争はしなくて済む。