Takamasa's blog2

歴史は糾える縄のごとし・・・

海外からの反発

日本が保守系の議員で溢れだしたのをヨーロッパの白人諸国は警戒している。

現代の日本人はヨーロッパ諸国の白人種が日本をどう見ているかなど興味が無いかも知れないが、ヨーロッパ諸国は先の大戦劈頭、東南アジアで日本軍にあっけなく負けてしまっている。イギリスもフランスもオランダもドイツも日本には勝ったことがないのだ。

しかも彼らは東洋人を奴隷にして君臨していたのに、日本軍にあっけなく負けるという屈辱を味あわされているのである。その後の植民地は結局回復できなかった。そのためイギリスもフランスもオランダも凋落した。アメリカが勝ってくれたので溜飲は下げただろうが、日本人を恐れ、恨んでていることは間違いないのだ。日本人はそのことをしっかりと知っておかねばならない。

白人種は日本人を恐れ、恨んでいる。しかし憧れてもいる。戦争に負けた民族は勝った民族の文化に憧れる。日本人がアメリカ文化に弱いのと同じように、ヨーロッパ人は日本文化には弱いのだ。

しかし彼らが恐れていることは、18世紀から19世紀にかけての自分たちの悪行三昧が、歴史的に批判の対象とされることだ。人類平和への犯罪とは、彼らの人種差別と世界征服の野望だ。別にSFの世界の話ではない、白人種が世界を征服しようとしたことは事実なのである。ほとんど征服できるところまで来ていたのだ。

ところがそれを「チビで、出っ歯で、近視眼の東洋人」(西洋人は本気で日本人をそういう人種だと思っていたのだ)が、あっという間にひっくり返してしまったのだ。白人種は恐怖し、激怒した。その報復が日本人戦犯の処刑だったのだ。罪をでっち上げてでも復讐したかったのである。

マッカーサーは父親がフィリピンで行った劣等民族の飼い慣らし方をそっくり真似た。恐怖政治で弾圧したのである。勇敢な人々はことごとく戦死して、残念ながら生き残った連中は負け犬に成り下がったのだ。

ヨーロッパ諸国はアメリカの原爆投下を非難しない。生意気な東洋人にはちょうど良い罰だくらいに思っているに違いない。当のアメリカ人も悪かったなどとは思っていない。しかし、日本が再び力を付けて自分たちに伍してくればどうなるか判らない。

白人種には世界征服の野望が未だにある。だから有色人種が仲良くなるのを警戒する。日本と中国は対峙していてくれなければ困るとさえ考えているはずだ。中国もそれが判れば一流だが、彼の国はどう転んでも一流にはなれない。

日本人は白人種と唯一対等に対峙できる有色人種だ。それをしっかりと自覚して立場を決めなければならない。日本が強くなる前には白人種の反発があることをしっかりと考えておくべきだ。恐るるに足りないが、油断もしてはならない。必ず非難してくる。朝鮮の嘘に乗じているのもその現れである。

ただし、ヨーロッパ諸国はアメリカと違って日本文に憧れている。それをうまく利用することだ。したたかでなければ白人種には誤魔化される。